5月6日、つくば市や茨城県各地で大きな竜巻が発生しました。
私は外出しておりましたが、自宅から10キロほど離れた外出先のショッピングセンターが、お昼過ぎ停電のため閉館となりました。
「落雷のための茨城県の広い地域で停電」とアナウンスされていました。
帰り道、ほとんどの信号が点灯していませんでした。
これは、昨年の震災時と同じような状況でした。
ただ震災時より、救急車と上空のヘリコプターの数はずっと多かったです。
自宅に戻りますと、近所の方から、私達の住んでいる住宅地のすぐ側を竜巻が通って行ったと教えていただきました。
隣町もひどい状況で、すぐ側の雑木林も薙ぎ倒されたとの事でした。
これも後でわかった事ですが、私の住んでおりますつくば市大砂という地区は、まさに今回の竜巻の通り道となっていました。
その日のお昼から停電が続き、復旧したのは、翌7日の夕方頃でした。(つい先ほどです。)
水についても地下水を電動のポンプで汲み上げていますので、使用する事ができませんでした。
自宅の電気が復旧する前に、インターネットの繋がるところで被害状況をみて、言葉がありませんでした。
一番被害の大きかった北条地区は、私の家から数キロのところで、筑波山の山麓に位置します。
米どころつくばの中でも、特に「北条米」というおいしいお米が穫れる事で有名な地区です。
古い町並みが残されていて、史跡や文化財も多い素敵なところです。
先の震災の際も建物の被害が大きく、やっと修復されてきていたところでした。
損壊が激しく、報道写真にも多い雇用促進住宅北条宿舎には、双葉町など、福島原発近郊から避難されてきた方達も入居されていたそうです。
6日の夜はちょうど満月で、ろうそくと月明かりで過ごす事となりました。
電気の通っていない夜の月は、悲しい程の美しさでした。
ご心配していただいた皆様、どうもありがとうございました。
案じていただく事が多く申し訳ございません。
幸い、自宅と留守番をしていた猫たちは無事でした。
Rest in Peace