三つの山は、神々をお迎えするためのものだそうです。
「置き山」と呼ばれます。
三ツ山大祭 播磨国総社
青と白二色のものは「二色山」、播磨国の大小明神をお迎えします。
古来、神は山頂の岩や木に、天から降臨するという考えがあり、三輪山のように、山岳を神体とする神社もあります。
平野部でも祭事が行われるようになり、山岳を模した「山」が造られるようになったそうです。
曳いて動かせるものが「曳き山」、山車とか屋台と呼ばれるものです。
三ツ山大祭 二色山
それに対し、動かせないものが「置き山」。
自然の山に一番近く、最も原初的な形とされています。
この「置き山」で祭事を行うのは、今では播磨国総社だけだそうです。
三ツ山大祭 二色山
ここにお迎えするんですね。
「三ツ山大祭_五色山」に続く
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