「もうすぐ始まりますよ」と言われ、よくわからないまま洞窟のようなところへ入ると、いわゆる没入型、映像体験できる場所でした。
とてもきれいな森や海の映像を楽しんで、(写真はひどいですが・・)国名だけ写真に撮っておこうとしましたら、
「ガボン 私達の森、それは生命を救う普遍的源泉」とありまして、
「ガボン? ガボン!」
冒頭の一部をご紹介です。
早くガボンを感じられるよう、続きを読もう・・。
「マイケル・ジャクソンを乗せたロサンゼルス発のボーイング707型機が、赤道直下の太陽の元、大西洋を目の前に臨むリーブルヴィルのレオン・ムバ空港の滑走路に着陸したまさにその時、アフリカは新たな悲しみの飛沫を受け取ったところだった。
大海はすでにその悲報を海辺へと伝えていた。
ピューリッツァー賞を受賞したアメリカの黒人作家、アレックス・ヘイリーが亡くなったのだ。彼は自身の代表作でベストセラーとなった『ルーツ』の伝説的な著者であり、その作品はアフリカのルーツへの回帰を描いた壮大な物語である。
それは、あたかもひとつの予兆であり証人の継承であった。
現代において最も偉大なシンガーが祖先の大陸に戻り、ガボンに到着したことは、即座におおいなる表象と見なされるであろう。 」
Au
moment où l'avion de Michael Jackson, un Boeing 707 en provenance de Los
Angeles, se pose à Libreville sur la piste de l'aéroport Léon-Mba, sous le
soleil de l'équateur, a deux pas de l’ocean Atlantique, l'Afrique vient de
recevoir l'ecume d'un nouveau deuil. L'ocean a déjà roulé la nouvelle sur les
plages. L'écrivain noir americain Alex Haley, prix Pulitzer, est mort. Il était
l'auteur légendaire de ce chef-d'ceuvre qui est aussi un best-seller, Roots, la
grande saga du retour aux racines en Afrique. C'est comme un signe et la
transmission du témoin. La venue au Gabon du plus grand chanteur des temps modernes
retrouvant le continent de ses ancêtres apparaît aussitôt comme un immense
symbole.
著者のゴンザーグさん、2017年、高級リゾート地ドーヴィルのレストランで彼女と食事をし、ほろ酔いの彼女の運転するルノー・メガーヌで移動中、きつねを避けて木にぶつかり、助手席のゴンザーグさんだけ、亡くなったそうです。
そして、彼が大好きなダ・ヴィンチの終の棲家クロ・リュセ城近くに埋葬されたとの事、
なんかいいなあ。