展覧会のお知らせ

<展覧会のお知らせ>

Galerrie SATELLITE
2019年1月15日-28日

2025年7月29日火曜日

ガボンパビリオンとAu Paradis

私、どのパビリオンも予約せず、並ぶのも時間がもったいないので、とりあえず入れるところへ、
万博では、各国のパビリオン以外にも、多くの国の展示が一つの建物内に集まったコモンズ館というのがあります。ここは並ばず入館できるのに、とても楽しい!


 「もうすぐ始まりますよ」と言われ、よくわからないまま洞窟のようなところへ入ると、いわゆる没入型、映像体験できる場所でした。

とてもきれいな森や海の映像を楽しんで、(写真はひどいですが・・)国名だけ写真に撮っておこうとしましたら、

「ガボン 私達の森、それは生命を救う普遍的源泉」とありまして、

「ガボン? ガボン!」


昨年、yomodaliteさんに教えてもらって、読み始めたこの本
マイケル・ジャクソンとフランス人著述家がガボンを旅するという内容です。
とはいえ、私が読んでるところでは、まだ、ホテルから1歩も出ずに二人で、ダ・ヴィンチやミケランジェロの話ばかりしてますけどね。


冒頭の一部をご紹介です。

早くガボンを感じられるよう、続きを読もう・・。


「マイケル・ジャクソンを乗せたロサンゼルス発のボーイング707型機が、赤道直下の太陽の元、大西洋を目の前に臨むリーブルヴィルのレオン・ムバ空港の滑走路に着陸したまさにその時、アフリカは新たな悲しみの飛沫を受け取ったところだった。

大海はすでにその悲報を海辺へと伝えていた。

ピューリッツァー賞を受賞したアメリカの黒人作家、アレックス・ヘイリーが亡くなったのだ。彼は自身の代表作でベストセラーとなった『ルーツ』の伝説的な著者であり、その作品はアフリカのルーツへの回帰を描いた壮大な物語である。

それは、あたかもひとつの予兆であり証人の継承であった。

現代において最も偉大なシンガーが祖先の大陸に戻り、ガボンに到着したことは、即座におおいなる表象と見なされるであろう。 」

Au moment où l'avion de Michael Jackson, un Boeing 707 en provenance de Los Angeles, se pose à Libreville sur la piste de l'aéroport Léon-Mba, sous le soleil de l'équateur, a deux pas de l’ocean Atlantique, l'Afrique vient de recevoir l'ecume d'un nouveau deuil. L'ocean a déjà roulé la nouvelle sur les plages. L'écrivain noir americain Alex Haley, prix Pulitzer, est mort. Il était l'auteur légendaire de ce chef-d'ceuvre qui est aussi un best-seller, Roots, la grande saga du retour aux racines en Afrique. C'est comme un signe et la transmission du témoin. La venue au Gabon du plus grand chanteur des temps modernes retrouvant le continent de ses ancêtres apparaît aussitôt comme un immense symbole.

著者のゴンザーグさん、2017年、高級リゾート地ドーヴィルのレストランで彼女と食事をし、ほろ酔いの彼女の運転するルノー・メガーヌで移動中、きつねを避けて木にぶつかり、助手席のゴンザーグさんだけ、亡くなったそうです。

そして、彼が大好きなダ・ヴィンチの終の棲家クロ・リュセ城近くに埋葬されたとの事、

なんかいいなあ。






2025年7月25日金曜日

ベトナム館_万博

大阪関西万博2025ベトナム館

高校3年生の時、中等部にベトナム難民の女の子が編入してきました。
図書館でよく出会うようになり、なんとなく仲良くなりました。
それから、家に遊びに来るよう誘ってくれたので、遊びにいったのですが、つまりそこは難民センターで・・。
彼女の名前はドアン・トラン、愛称はミミでした。
ミミは、7人兄弟で、お兄さんが3人、妹が3人、そしてお母さんと難民センターで暮らしていました。
みんなとても美しく聡明でした。
ミミの兄妹たちと遊ぶ時間は、この上なく楽しくて、人といてこんなに安心できる事ってあるんだなあと感じていました。
自分の源流はベトナムなんじゃないかと思ったほどでした。
そんな理由で、私は高校最後の春休みを、ほとんどここで過ごしていました。
ミミのひとつ下の妹はリリという愛称で、ブランコに乗りながら、「お医者さんになりたい」と話してくれました。
一番上のお兄さんはルーさん、「アメリカがみんな悪い。アメリカ大嫌い」と言っていました。
ミミたちのお父さんは、旧政府の高官だったみたいで、新政府に拘束されているようでした。
それから私は東京に行くことになり、その後、ミミ一家はアメリカに受け入れられる事となりました。
出発の時間を聞いて、成田空港に見送りに行ったのですが、会ったり、話したりする事はできませんでした。

というわけでもないのですが、最初に入ったパビリオンは、ベトナム館。
ここは、ほとんど民芸品屋さんという感じで、つい、こちらの帽子を購入。
楽天より、高かったですけどね。



違和感無いですよね。





 

2025年7月18日金曜日

大阪・関西万博2025

 万博行ってきました!

単独、日帰りです。


日差しが強く、スマートフォンの画面が見えず、ピントが・・


大屋根リングの上から見た噴水

急に思い立ったので、パビリオンやイベント何も予約できなかったのですが、楽しかったです!
感動ポイントがたくさんでした。



2025年6月27日金曜日

時忘れじの塔_2025

久しぶりに、本多先生の「時忘れじの塔」見てきましたよ。




何か、以前見たときより、生命感が増しているように思いました。
きっと、多くの人達に愛されて、上野の森の力も宿っているように感じました。



 

2025年6月24日火曜日

曲がった木

この木は東日本の震災の時に曲がりました。
眼の前で、ゆさゆさしなって・・、折れるかと思いました。
幹には、折れそうになった後があります。

それから、ずっと眺めていて、
どんどん空に向かって、まっすぐ伸びてゆき、
立派な木になりました。

カーブミラーがかわいい。





 

2025年6月12日木曜日

藍姫

 関東地方も梅雨入りしました。

「藍姫」という山あじさいです。

2025年5月28日水曜日

2025年5月14日水曜日

安國麻衣2025_会場

Yasukuni Mai ゆう画廊 2025

Yasukuni Mai ゆう画廊 2025

Yasukuni Mai ゆう画廊 2025

今年もみっちさんが、きれいに写真を撮って下さいました!

If you must die, die well みっちのブログ



2025年5月2日金曜日

山形雅史2025_会場

YAMAGATA Masashi 2025  ゆう画廊

YAMAGATA Masashi 2025  ゆう画廊

YAMAGATA Masashi 2025  ゆう画廊

YAMAGATA Masashi 2025  ゆう画廊

YAMAGATA Masashi 2025  ゆう画廊









 

2025年4月10日木曜日

山形雅史の幾何学と繊細さ

作家で美術評論家のマルセル・ナバスさんが、山形さんの評論を書いて下さいました。
葉書にも一部フレーズを使わせていただいています。

Marcel Navas 

山形雅史の幾何学と繊細さ
Géométrie et finesse chez Masashi Yamagata

長い一連の二次元画像の形で表現されるか、複雑なボリュームで編成されるか、時には完成形、時にはモジュール形式で表現されるかに関わらず、山形雅史の作品は厳格であると同時に容赦のない幾何学によって構成されています。しかし、ここでは、幾何学はそれ自体が目的ではなく、無意味な妙技ではありません。幾何学は、作品自体やその形式的な結果を無味乾燥に終わらせるものではなく、むしろ、作品を開き、展開し、記念碑的な視点で無限に展開させるのです。この幾何学的な厳密さが、芸術家にとって空間の詩学の理想的な温床となっていて、狂気の域にまで達する建築家の空想、夢、錯乱がどのようなものかを想像する手段となることは明らかであるように思われます。 山形雅史の作品には悪魔的なものが潜んでいます!この要求の厳しいアーティストは、あらゆる方向で巧妙に作品を制作します。時には平らな面をくり抜いたり、紙の石碑を立てたり、時には空間の構造を揺さぶり、多面体を踊らせたりします。ここでは、形と内容が調和しています...なぜなら、繊細さのない幾何学は芸術を台無しにするからです。

山形雅史は、作品の中で視覚的な罠や落とし穴を増やす方法を心得ており、紙の作品ではその繊細さをさらに倍増させています。
宇宙は、めまい、混乱、大気の蜃気楼、あるいは純粋な空想として表現されます。決して現実のものではありません。穴や割れ目、裂け目があり、目がさまよい、私たちは足場を見失います。境界の曖昧さと敏感な限界の破綻は意識の揺れを生み出します。私たちはためらい、線や平面に疑問を抱き、すべての視点が崩壊します。まるで狂ったストロボによって砕かれたかのように、奥行きが不連続な破片に回折します。これらの視覚的な困惑は、不安定で不安な詩を力強く生み出し、不安、試練、破滅があります。その効果は、心を打つ茶色と赤で印象的です。

山形雅史の造形作品は彼の実存的不安を表現しています。

マルセル・ナバス

Daniel Cabanis est plasticien et écrivain, il est né en 1956 à Paris.
Marcel Navas est un de ses pseudonymes, notamment quand il écrit des critiques d’art.
Il est diplômé des Arts-Décos Paris et titulaire d’une maîtrise et d’un DEA d’arts plastiques. Il a été actif en France et à l’étranger dans le domaine du copy-art de 1977 à 1997. Depuis, il a publié un roman au Seuil et donné des contributions où se combinent textes et images à de nombreuses revues papier ou en ligne. Son dernier livre publié est Tutoiements, chez Louise Bottu. Il réalise également des traductions en V.U. (Visuels Universels) de Joyce, Mao, Ponge, etc. Ses travaux les plus récents témoignent de son penchant pour la poésie visuelle et les textes asémiques.



山形雅史2025_ゆう画廊





 

2025年3月31日月曜日

桜_2025

 桜が開花してきました。




でも、ここ数日寒いです。
先週末は筑波山に薄っすら雪が積もりました。



2025年3月21日金曜日

ユキヤナギ

ピンクユキヤナギ、咲きましたよ。 


今日は、暖かい一日でした。

昨日は、こんな雪模様だったのですけどね。



2025年3月13日木曜日

新芽の季節

ブルーベリーです。


モッコウバラ

ピンクユキヤナギ
ユキヤナギも早春を告げる花ですね。
白が印象的ですが、これはピンクがかった花です。




2025年2月28日金曜日

Galerrie SATELLITE_2025_動画

画廊で動画も作成して下さいました。 

Masashi Yamagata & Mai Yasukuni 2025


Galerrie SATELLITE、ドアとフレームの色、きれいなブルーになりました。


2025年2月21日金曜日

Galerrie SATELLITE_2025

Yasukuni Mai 2025 Galerrie SATELLITE 

Yamagata Masashi 2025 Galerrie SATELLITE 

Yamagata Masashi 2025 Galerrie SATELLITE 


Galerrie SATELLITEで、昨日(?)から展覧会です。
私たちは、行くことができなかったのですが、Yomodalite さんが撮ってくれたフォトブックが頑張ってくれてます。
オーナーさんが、とても愛ある展示をして下さいました。