「ハンカチノキ」です。
中国原産で、花を包む苞葉が白くて、大きいのでこの名前で呼ばれます。
原産の中国では、「珙桐」
英語では、「dove tree(鳩の木)」「handkerchief tree(ハンカチの木)」「ghost tree(お化けの木)」
フランス語では、「arbre aux
mouchoirs(ハンカチの木)」
「ハンカチノキ」 足利フラワーパーク
属名の「Davidia(ダヴィディア)」で呼ばれる事も多く、これはヨーロッパに初めてこの木を紹介したフランス人宣教師アルマン・ダヴィドに由来しています。
この人は博物学者でもあり、中国各地のいろんな動物や植物をヨーロッパに紹介し、ジャイアントパンダも、その一つだそうです。
「ハンカチノキ」 足利フラワーパーク
日本では、小石川植物園に植えられたものが一番古く、そのうちの1本は作家の幸田文に譲られ、後に、東京の礫川公園に寄贈されたそうです。
ここの説明にもありますように1種1属の「ハンカチノキ科」とされますが、別の体系では、ミズキ科や、ヌマミズキ科に入れるものもあります。
葉っぱの形状や、苞葉が印象的な事などミズキ科っぽいですよね。
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