これは、「ケマンソウ」とも呼ばれる「タイツリソウ」です。
この花を見たとき、高山植物の「駒草」に似ているなあと思ったのですが・・。
Wikipediaに因りますと、「ケマンソウ」は「ケシ目ケシ科コマクサ属ケマンソウ」、
「駒草」は、「ケシ目ケマンソウ科コマクサ属コマクサ」
「駒草」はケシ科とされている記述もあります。
ケシ科とケマンソウ科は近縁らしいのですが、なんだかややこしいですね。
びしっと、お詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示下さい。
「タイツリソウ」 足利フラワーパーク
「タイツリソウ」の呼び名は、花を、釣られた鯛に見立てたもので、別名の「ケマンソウ」は寺院の装飾品「華鬘」に由来するそうです。
中国では「荷包牡丹」
英語は、「Bleeding
heart (血を流す心臓)」 この言葉は「情に流され過ぎる人」も意味します。
ドイツ語 「Tränendes
Herz (涙を流す心臓)
」
フランス語 「Cœur-de-Jannette (ジャネットの心臓)」
「Cœur-de-Marie (マリの心臓)」
「Cœur-Saignant (血を流す心臓)」
この花の形はいろんなイメージを誘うようです。
ヨーロッパ圏はすべて花を心臓の形に見立てています。
いつ頃からそう呼ばれているのかはわかりませんが、心臓の形の認識があったという事ですよね。
西欧も日本も解剖が禁止されている時代があり、学問として体系立てられたのは、ヨーロッパではルネサンス期のボローニャ大学での研究が有名な1500年代
日本では、杉田玄白などが現れた1700年代後半でしょうか。
「タイツリソウ」の呼び名については、いろいろなサイトを参考にさせていただきました。
どうもありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿