昨日のニシキギについて、もちょっと詳しく・・。
しかも、昨日の記事、たくさんの誤字があり、すみませんでした。(直しました・・。)
ニシキギ、スズランの木、ニッサボクは、世界三大紅葉樹と言われています。
ただ、この世界何大なんとかは、だいたいどういう背景で決まったものかよくわかりませんよね。でも、こちらの木々の紅葉が見事なのは間違いありません。
翼(よく)というのは文字通り、植物についている羽のようなものです。
「つばさ」ではなく「よく」と呼びます。
キク科の植物などでは、茎に翼を持つものが多く、これは、茎の表面積を広げて、光合成を促進する、とか、熱を放出し、高温下でも生育できるようにするなどの役割があると言われています。
またよく見かけるのが種にある翼、カエデやシラカバの種子には羽が付いています。
こういう種子は翼果と呼ばれ、羽には種子を遠くに飛ばす役割があります。
さてさて、ニシキギですが、この枝の回りにあるぴらっとした羽状のものが、翼です。
ニシキギの英名も、burning bush winged spindle-tree などと呼ばれます。
この枝に翼のある植物は珍しく、ニシキギ以外ですと、モミジバフウの若木に見られるくらいだと思います。
同じニシキギ科ニシキギ属でも、羽をもたない種があり、それはマユミと呼ばれて区別されます。
しかも、この翼、なんのためにあるかよくわからないんですね。
枝を補強するには、ぺらぺらで枝より弱い感じです。
棘のように痛くないので、外敵からの保護にもならないですし・・。
そんな、意味不明な羽を持つニシキギ、ミステリアスで素敵です。
お早うございます。
返信削除わぁ、わざわざ書き直されたんですかぁ。(嬉)
よく分かりました。
翼は、エンジニアには、ラジエーター(放熱板)のように見えます。補強用としては、形状・配置から見て、適切でないと思います。(神様に、工学の知識があるとしての話ですが-笑)
ぜひ紅葉したところの写真が見たいですねぇ。
みっちさん そうなんです。花の茎なんかにある翼は、ほとんど、ラジエーターの役割だそうです。ただ、木の枝にはあまり必要ないですよね。なので、他の木にはないのだと思います。
返信削除ニシキギは、進化の遺物か、あらたな進化の途上なのかな、などと眺めてます。
工学的視点の、ご意見興味深いです!