すみません、Da Vinci Code第10章の冒頭近くの部分です。 ... the church's two bell towers rose like stalwart sentinels above the building's long body. On either flank, a shadowy row of sleek buttresses jutted out like the ribs of a beautiful beast. 『教会の2つの鐘楼は、建物の長い躯体の上に、逞しい衛兵のように建っていた。どちらの側面にも、滑らかな支持梁群の暗い列が、美しい獣の肋骨のように付きだしているのだった。』みっち訳です。('◇')ゞ ただ、buttressは、普通斜めの支え壁みたいなのを指すと思うので、この塔の水平の補強梁みたいなのをbuttressと呼ぶのは、誤りではないか、と思います。(疑)
ほほぉ。(^O^)
返信削除原作では、両方の塔の横腹に、肋骨のような補強がある...となっているのですが、左側の塔にしかないですね。
右側は補修中だからかな。
そういう記述があるんですね。ちょっと探してみます。
返信削除みっちさんは、当然原書で読まれたのですよね・・。
ちょっと調べてみると、当初の計画では左右の塔が対称に作られるはずだったようですが、実際に、南塔にも補強がある写真とかは無さそうですね。
すみません、Da Vinci Code第10章の冒頭近くの部分です。
返信削除... the church's two bell towers rose like stalwart sentinels above the building's long body. On either flank, a shadowy row of sleek buttresses jutted out like the ribs of a beautiful beast.
『教会の2つの鐘楼は、建物の長い躯体の上に、逞しい衛兵のように建っていた。どちらの側面にも、滑らかな支持梁群の暗い列が、美しい獣の肋骨のように付きだしているのだった。』みっち訳です。('◇')ゞ
ただ、buttressは、普通斜めの支え壁みたいなのを指すと思うので、この塔の水平の補強梁みたいなのをbuttressと呼ぶのは、誤りではないか、と思います。(疑)
私の持っている訳本では、「ふたつの鐘楼が教会堂の細長い建物の上に、屈強な斥候兵よろしくそびえ立ってる。どちらの側面にもなめらかな控え壁がいくつか張り出し、陰影を帯びたそのさまは美しい獣の肋骨のように見える。」となってます。
返信削除みっちさんの訳の方が、すっきり明確でかっこいいですね (凄)
この表現を見てると、ゴシック様式の飛び梁、flying buttressの事を、言ってるみたいですね。
サンシュルピス教会には、飛び梁はなかったような・・
不思議ですねえ。
いや、こういう文章は翻訳者泣かせです。
返信削除何故というに、実際の建物を知らないと、正確に訳せないからです。
みっちは、麻衣さんの写真を見てから、訳していますから、確信が持てますが、日本語訳書の訳者は、実物を見ていないと思います。
だから、『控え壁』って、何だか分からないまま、辞書にそう出ているから、訳したのでしょう。無理もないと思います。(汗)
それと斥候兵って訳、気になります。
sentinelは番兵、衛兵、よく門の両側で張り番なんかしている奴のことです。(笑)
斥候兵scoutとは敵の様子をスパイしてくる役目の兵士で、全然違います。
斥候兵って、なんだかわからずに日本語の辞書を引いてしまいました。
返信削除スカウトって、兵士の呼び名からきているんですか。兵士の役割によって、それぞれ単語があるんですね。
この短い文章の中だけでも、いろいろ難しい事がありますねえ。
翻訳って、気の遠くなるような作業だと思います。
今突然気づいたのですが、『どちらの側面にも、...』は、鐘楼の側面じゃなくて、建物本体の長い躯体のどちらの側面にも、...ですね。(汗)
返信削除というのは、サン・シュルピス教会の躯体上部には、長手方向でbuttressが何枚か入っているのが、航空写真から判別できます。また、18世紀の鳥瞰図には、はっきりbuttressが描かれています。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Saint-Sulpice_on_1739_Turgot_map_of_Paris_-_KU.jpg
(まだ鐘楼が出来る前の時代です)
以上訂正です。失礼しましたぁ。(笑)
そうだったんですねー!納得です。
返信削除実際に見てるのに気が付かないなんて(恥)
今度訪れる機会があったら、横に回り込んでしっかり見てきますね。
いや、みっちの大間違いで、お恥ずかしい。
返信削除素直に読めば、文脈からして、On either flankは、その直前のbuilding's long bodyを受けているのは、明らかですよね。
なんで、読んだ時、すぐ気がつかなかったかなぁ。(大汗)