今年は、ロンドンオリンピックに登場したり、フランスで勲章をもらったり、なかなかの活躍振りのポール・マッカートニーです。
最近は、元ビートルズという感じがだんだんしなくなったなあ、と思っていたのですが、今年発売のこちらのアルバムもそんな感じです。
「Kisses on the Bottom」 Paul McCartney
静かなスタンダードのカバーアルバムです。
ジャケットの装幀もきれいです。
こちらのアルバム、アナログ盤も発売されていまして、アナログが聴けるようになった今となっては、そちらにしておけば良かった・・とちょっと後悔です。
先日、BSでこのアルバムのメイキング番組があったのですが、その中で「Only Our Hearts」にハーモニカで参加のスティービー・ワンダーが、
「ポールも大人になって、やっとこういうアルバムが作れるようになった」
と語っていたのが、印象的でした。
ポール・マッカートニー、今年70歳・・。なんかすごい・・。
I can
imagine you come home from work, kick your shoes off, and have your favourite
drink, whether it’s hot cocoa or wine or a cup of tea, and just sit back. It’s
a nice mood. Just let it flood over you.
-「Kisses on the Bottom」 Paul McCartney
「こんな風に想像できるんだ。
あなたが仕事を終えて家に帰ってきて、靴を脱ぎ捨てる。
そして、暖かいココアでも、ワインでも、一杯の紅茶でも、なんでもいいから、あなたのお気に入りを飲みながら、深く椅子に掛ける。
とても良い雰囲気。
そんな時に、この音楽が、あなたの上に流れ注いでいて欲しい。」
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