着物の帯を結ぶ時の小物で、「帯枕」というものがあります。
お太鼓を支え、形を作る大切なものです。
もちろん、市販の物があるのですが、母によると、祖母の教えで、それぞれの個性がなくなるので、なるべくそういうものは使わないらしいのです(めんどくさい・・)。
という事で、へちまで手作りしてみました。
へちまを適当な長さに切ります。
台紙で帯枕の形を作ります。そこに、お水に浸して柔らかくしたへちまを乗せて、ガーゼでくるみ、形をつくります。
この辺、結構必死ですので、写真がなくてすみません。
形ができれば、ひもで結わえて、乾かします。
で、こんな感じに出来上がりました。
桜葉で染めたガーゼでくるんで使います。
へちまの帯枕、軽くて、夏も涼しいそうです。
ちなみに、これは祖母の使っていたもの
祖母は、昭和の初めから洋装店を営んでいたのですが、なぜか本人はずっと和服でした。
この帯揚げふとみると、トンボ柄洋装店の屋号が「トンボ屋」さんでしたのでね、なんか、ほほえましい・・。
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