2010年1月27日 朝日新聞広告
「マイケル・ジャクソンを好き!」と言うと、「えっ!」とか、時には「恥ずかしくない?」
とか言われたりするのですが、そんな事は全くありません。
でも、そう言われてしまうのも解らなくはないんです。
私自身もマイケル・ジャクソンがBad Tourで来日して盛り上がっていた頃、それなりに大人なつもりで、マイケル・ジャクソンなんて、アメリカ浮薄文化の代表のように受け止めていたんですねえ。
でも今から思うと、そういう風にしか見られなかった自分が、いかに浅薄で、子供だったかという事です。
マイケル・ジャクソンについては、たくさんの素敵なブログもあって、そのすごさをここで数え上げる事はしませんけれど、本人が自身を「tube」「tunnel」という言葉で表現するように、完全メディウムを自認している事、
「良いものは多くの人に愛されるし、多くの人に愛されるものは良い」という、当たり前に思われる事を、体現したという事は、芸術家としてこの上なく敬意をはらわれるべき姿だと思っております。
「僕のファンはすばらしい」という言葉を絶やさなかったというのは、とても意味深い事です。
美術の分野などでは、よく作品に対して「わかる」「わからない」という表現がされますが、
見ている人に何も感じてもらえないのは、何のせいでもなく、作り手の責任だと思うのです。
こちらのブログには、マイケル・ジャクソンの本当の言葉がたくさん紹介されています。
写真も翻訳も美しいです。
マイケル・ジャクソンの情報はあまりにも雑多ですが、こういう事が伝わってゆくと良いですね。
どちらも大好きなブログです。
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