展覧会のお知らせ

<展覧会のお知らせ>

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2019年1月15日-28日

2015年10月14日水曜日

黒蜥蜴_台詞

三島戯曲は、ほぼ原作通りに上演されてます。
「黒蜥蜴」もそうですが、古さを感じさせないよう台詞や演出は工夫されているそうです。


以下は私が気付いた原作と違った部分です。

黒蜥蜴から宝石商のお嬢さんを守る力自慢の用心棒の台詞
原作:「そうだよ、俺だって三好清海入道ぐらいにはなってたろうな」
2015:「そうだよ、俺だって宮本武蔵ぐらいにはなってたろうな」
三好清海入道は、真田十勇士の一人でしたっけ?
確かに宮本武蔵の方が誰でもピンとくるかもしれません。

ひな夫人がお手柄を立て、黒蜥蜴からご褒美をもらう場面
原作:ひな夫人「でもこのサファイヤは可愛い甥っ子にやってもよございましょう。私のたった一人の身寄りで、南千住にお煎餅屋を開きたがってるんでございますよ。」
黒蜥蜴「うまく現金に換えてやるならいいでしょう。サファイヤがお煎餅に化けたりするのは、悪い事じゃありません。」
2015:ひな夫人「でもこのサファイヤは可愛い甥っ子にやってもよございましょう。私のたった一人の身寄りで、北千住にたこ焼き屋を開きたがってるんでございますよ。」
黒蜥蜴「うまく現金に換えてやるならいいでしょう。サファイヤがたこ焼きに化けたりするのは、悪い事じゃありません。」
ここは、笑う場面なので、何度も観ている方も新鮮なように、変えられるんですね。

宝石商に脅迫状が届いたとの電話を明智小五郎が受ける場面
原作:それで、なんと書いてあります、その脅迫状に。ええ、かまいません、電話口で読んで下さい。部下に速記させますから。
2015:それで、なんと書いてあります、その脅迫状に。すぐにFAXで送って下さい。 
そりゃそうですね。
「Cloudで共有をかけて下さい」だと行き過ぎですしね。


明智小五郎が黒蜥蜴を尾行していた事を明かす場面
原作:「お察しの通りだよ。あのとき君が油障子から顔を出しさえしなければ、こんなことにはならなかったかもしれないぜ」
2015:「お察しの通りだよ。あのとき君が窓から顔を出しさえしなければ、こんなことにはならなかったかもしれないぜ」
確かに、油障子見かけませんよね。

美輪明宏さん、故三島夫人からこんな風に言われていたそうです。
「ねえ丸さん、くれぐれも『なんだか古臭いね』と言われない様に時代に合わないおかしな所は手直しして気を配って演出して下さいね。」
この言葉は、今回も前回のパンフレットにも書かれています。

他の三島戯曲は時代設定がはっきりしたものが多いですが、「黒蜥蜴」はその辺りもミステリアスに演出されています。

2015年10月13日火曜日

黒蜥蜴_美輪明宏

 少し前ですが、美輪明宏さんの「黒蜥蜴」観てきました。
三島由紀夫戯曲のお芝居は観るようにしているのですが、こちらに関しては、「三島の」ではなく、「美輪明宏の」「黒蜥蜴」という感じです。


ぴかぴかして、上手く撮れないのでへんな角度ですみません

このお芝居は、2008年にも観ました。
三輪さん以外のほとんどの配役は代わっているのですが、お芝居全体のイメージは変わらないですね。
明智小五郎役は、前回、雨宮潤一を演じた木村彰吾さん、雨宮潤一役は中島歩さん、お二人とも「花子とアン」で重要な役所を演じられてましたね。


三島戯曲を演じる際、よく、「三島由紀夫の壮麗な台詞との戦い」的な、かなりの臨戦体制で臨まれる役者さんが多いですが、美輪さんの場合、全くそういう事を感じないです。
寺山修司の「毛皮のマリー」を演じるのを観て、三島は「黒蜥蜴」を演じて欲しいと、美輪さんを説得します。

「君は、せっけん箱か歯ブラシを使うように、日常的にあの寺山のレトリックだらけの台詞がやすやすと喋れる。(三島由紀夫 黒蜥蜴2015 パンフレットより)」

まさに、三島戯曲についても、この通りです。

なぜ、美輪さんの台詞は謡うようでありながら、ものすごーく頑張って力を入れて演じている言葉より、説得力があるのだろうと思っていましたが、こんな理由もあったんですね。

「三島さんの芝居をやるうえで、もうひとつ大事なのは発声なんです。昔は『江戸語』というのがありまして、清元とか長唄みたいな発声なんです。今の若い人は、鼻濁音を発声しませんが、『これまっつぐ行きますとね、こういうのがありますのさ』という感じで言うんですね。三島さんの芝居というのは、そういった江戸風山手言葉を前提にして書かれているんです。だから、そこがわからないと、三島さんがお書きになっている台詞は表現でき難いんですよ。(美輪明宏 黒蜥蜴2015 パンフレットより)」

ほー、なるほど。
ここは実演されてるところを、聞いてみたいですね。
江戸風山手言葉が思い浮かびませんが、美輪さんの台詞がすーっと伝わってくるのは確かです。



2015年10月10日土曜日

2015年10月8日木曜日

品川

連日のノーベル賞受賞、すばらしいですね。
でも、ニュートリノの話は難しい・・
今度市民向け講座でもあったら、聴きに行ってみます。

先日は、京都大学にお世話になりましが、昨日は、京都大学東京オフィスというところへ、行ってきました。
このビルの27階にあります。
こんなガラスだらけのビル、どうやって耐震性を保つんだろうと思いつつ、このガラスが一斉に割れたらさぞかし綺麗だろうな、とよからぬ想像をしたりもします。

オフィス内からは写真は撮れなかったのですが、これは27階の お手洗いからの眺めです。
もうちょっと右に東京タワーがあります。
茨城県民、ビルが珍しくて仕方ありません。
ガラスに洗面台の鏡と、私の携帯カバーの装飾が映り込んで、怪しい空になりました。

2015年10月6日火曜日

祝 ノーベル賞_微生物

大村智先生がノーベル医学生理学賞を受賞なさいましたね。
おめでとうございます!

大村先生は、微生物の創る化合物を探索し、多くの種を発見され、それらは医薬品などとして実用化されています。
川奈のゴルフ場の土壌から採取した放線菌(Streptomyces avermectinius)がエバーメクチン(Avermectin)を生成し、それを改良したイベルメクチン(ivermectin)が、熱帯病のオンコセル症(onchocerciasis)の特効薬となり、多くの患者さんが救われたそうです。
すばらしい研究ですね!

私、以前、現在多くの食品に使用されている有名な糖アルコール甘味料の、微生物による酵素発酵での生成法を確立された先生の研究室で働いていた事があります。
その研究室でも、いろいろな土壌や排水などから微生物を採取し、培養、分析するという作業の繰り返しでした。
微生物研究は、本当に地味で地道なものだと思います。

 こちらは、大村先生の母校山梨大学に「生命環境学部」が設置された時の記念のワインです。

山梨大学には、「ワイン科学研究センター」があり、ワインに関する研究室もたくさんあります。
大村先生も、山梨大学でワインが微生物によりアルコール発酵する様子を目の当たりにして、微生物のすごさを実感し、微生物研究に進まれたとの事です。(すてき!)
ずっと、とってあったこのワイン、お祝いに飲んでしまおうかと考えているところです。

スポーツ、芸術などにも造詣の深い先生で、私財を投じて美術館を設立されたり、美術大学の理事をなさったりもしているんですね。
女子美術大学のホームページに掲載されていた言葉です。

「科学と芸術はともに《創造》と《想像》の両方が不可欠であり、その融合が人類の未来を好ましい方向へ導く」
だそうですよ。

なんだかんだで、今回はひときわ嬉しい受賞でした。



以下のホームページを参照させていただきました。





2015年10月5日月曜日

ガジュマル

「ガジュマル」を挿し木にしました。
「ガジュマル」は、熱帯原産でとても生命力の強い木です。
沖縄では、「ギジムナー」という木の精霊が宿る木とされています。

Ficus microcarpa クワ科イチジク属

 こちらは、親株です。
「ガジュマル」の特徴の一つに「気根」があります。
この根元のぼこっとしたところです。
地中の根とは別に、幹の途中から根を出して養分にとどき、成長してゆきます。
観葉植物では、こんなかわいい大根足的なものですが、原生では、とても複雑で神秘的な形態を形造ります。


2015年10月2日金曜日

素数ものさし

京都大学におうかがいした時に買ってきた「素数ものさし」


このものさしに刻印されている「不便益システム研究所」で、「不便益」という言葉は、生まれたようですね。
不便の楽しみ「benefit of inconvienience(なぜか、このスペル)」だそうです。
この「素数ものさし」刻みは、2,3,5,7となっていますが、どこかに1,4,6,8があるというものですね。
確かに不便だけれど、おもしろいです。
そして、25㎝以上は「ゴールドバッハ予想」で測るのだそうです(??)
「ゴールドバッハ予想」というのはですね・・、
4以上の自然数は全て素数の和表す事ができるということらしいのですが、もう、いっぱいいっぱいです。
数字の無い側の刻みは、いまのところ謎です。