展覧会のお知らせ

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2019年1月15日-28日

2012年6月22日金曜日

マイルス・デイヴィスとは誰か


「マイルス・デイヴィスとは誰か」は、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーン、ハービー・ハンコックなど21人の人物を通して、マイルス・デイヴィスの姿に迫ってゆきます。
著者は小川隆夫さんと平野啓一郎さん、それぞれ10項目ずつの執筆です。

最初に見た時、20項目で21人??と思いましたが、よく見ると「17 マイケル・ジャクソン&クインシー・ジョーンズ」でした。
「マイルス・デイヴィスとは誰か」小川隆夫 平野啓一郎 平凡社新書

巻末には、著者お二人の対談が掲載されています。
その中で、平野啓一郎さんが、この本について、サド侯爵自身は登場せずに、周りの人物からサド侯爵を浮かび上がらせる三島戯曲に例えて語っていらっしゃいますが、まさにそのようなイメージです。
「マイルス・デイヴィスとは誰か」 平凡社新書

マイルス・デイヴィスは1980年代、絵画に興味を深め、自身の作品も多く残しています。

「画家マイルスとピカソの面白い共通点は、二人とも、どれほど作品が抽象的なものへと接近しようとも、必ずそこに顔や目、体の輪郭など、身体と確認できるような記号が挿入されて、決して具象性からは完全に切断されなかった点である。」
「マイルス・デイヴィスとは誰か 『18 ジョー・ゲルバート』」-平野啓一郎

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