「英霊の聲」三島由紀夫 昭和41年版 河出書房新社
「日本人養成講座」の中に「二・二六事件と私」という文章が収められています。
これはもともと書籍「英霊の聲」の中に収められていたものです。
「英霊の聲」 河出書房新社
「英霊の聲」「憂国」「十日の菊」は二・二六事件三部作と言われるもので、やはり「二・二六事件と私」もここにあってこそ、意味が深いように思います。
「英霊の聲」 河出書房新社
河出書房というと、「仮面の告白」を世に出した編集者で、坂本龍一さんのお父様でもある 坂本一亀が有名です。
この、英霊の声の装幀は、その坂本一亀のもとで、編集者としても勤めながら、榛地和の名で、装幀作家としても活動する藤田三男さんによるものです。
以前の文庫は、装幀も構成も変わっていましたが、現在はこの初版と同じ表紙で「オリジナル版」として手に入ります。
0 件のコメント:
コメントを投稿