展覧会のお知らせ

<展覧会のお知らせ>

Galerrie SATELLITE
2019年1月15日-28日

2012年7月24日火曜日

Les yeux de chat


猫と暮らしているフランス人美術作家の方から、「日本の猫の絵は、どうして、目が線なの?」という不思議な質問を受けました。

「つみネコ劇場」 iPad

「寝ている時の顔がかわいいからかな?」とか、曖昧な事しか言えなかったのですが・・。
あまり納得してもらえなかったようです。

「CHAT」 Bryan Holme
写真 陶器の猫 (フランス)19世紀

こちら、猫の写真や絵を集めたフランスの画集ですが、確かにヨーロッパの作品はすごい目力。

Photo Jahn Mills Jr.

「Chat」 Ulissi Aldravandi 1600年頃


左「Don Manuel Osorio Manrique de Zuniga」(部分) Goya 1949
右「Les Enfants Graham」(部分) William Hogarth 


こんな、かわいい絵も、みんなまるまるな目でこちらを見ています。

「Le Chat」 Z.Szalowska
「Le cirque des chat」 Luis Wain

中国の猫もまるまる。

「木の上の猫」作者不明(中国)19世紀
七宝焼きの猫 (中国)16世紀

日本の置物。目が線ですね。

陶器の猫 (日本)20世紀
「猫と蝶」(中国)19世紀

下の目の開いている作品は中国のものです。

平和の象徴の眠り猫に由来するのか、猫の視線を嫌う理由があるのか、次回その知人と会うまでの宿題です。

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