展覧会のお知らせ

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2019年1月15日-28日

2013年10月13日日曜日

La Tour Eiffel _Roland Barthes

「モーパッサンは、自分が少しも好きではないエッフェル塔のレストランで、しばしば食事をした。だってここは、私がパリで塔を見ないですむ唯一の場所だからさ、と言いながら・・。」

みっちさんもコメントして下さったように、こんな書き出しでこの本は始まります。
1964年、フランスの思想家ロランバルトによる「エッフェル塔」についての思索です。

「エッフェル塔」 ロラン・バルト ちくま学芸文庫

塔は見られるものでありながら、その中に入れば、眼下を眺める視線に変わる。


そして、パリの街の構造や歴史や芸術と交錯しながら、エッフェル塔が語られてゆきます。

ロラン・バルトの思考は、そこにあるものへの深い慈しみが感じられます。

関連記事:「Tour Eiffel _Guy de Maupassant

みっちさんが、ロラン・バルト「明るい部屋」に再チャレンジして下さいました。
If you must die, die well みっちのブログ

9 件のコメント:

  1. ロラン・バルトというと、みっちの世代はすぐに『表徴の帝国』を連想します。
    まあ、当時は外国人の書いた日本論が珍しかったせいもあるでしょう。
    それがあまりに有名になったので、かえってロラン・バルト自体の理解の妨げになったような気がします。
    麻衣さんは、バルトのどういうところに、惹かれたんですかねぇ。

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  2. 「表徴の帝国」は、当時、そんなに話題になったのですね(驚)

    バルトの、どこに惹かれたかですか (難)

    私、写真論「明るい部屋」を枕にしたいくらい大好きなのですが、前半部分で重ねてきた思索を、お母さんの写真一枚で覆してしまいますよね。
    バルトの文章を読んでいると、人の分析や、解釈など、そこに存在する事のは、遠く及ばないという思いが、伝わってきて、幸せな気持ちになれるのです。

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  3. みっちは、フランス流のエスプリが苦手で(汗)、バルトの「明るい部屋」も途中で挫折しています。(大汗)
    みっちのイメージする哲学は、やっぱりどうしてもドイツなんですよ。
    が、しかし、良い刺激を受けたので、「明るい部屋」を再度チャレンジしてみよう。(笑)

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  4. みっちさん 前のコメント、カミカミのよく解らない文章なのに、ご理解いただいてありがとうございます。

    >フランス流のエスプリが苦手
    >哲学は、やっぱりどうしてもドイツ
    わかりますっ(笑)
    フォルクスワーゲンと、シトロエンくらいの隔たりが・・

    私はロラン・バルトを読む時、記号論とか、構造主義だとかあんまり考えないで、なんとなく、バルトの徒然に耳を傾けているような感じで読みます。
    そうすると、なかなか素敵な言葉たちでないか・・とか思うのです。

    夢は、言語ですらすら読むこと、なのですが、願うだけでは叶わないことも・・

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  5. みっちさん 「明るい部屋」の記事ありがとうございます!
    写真がご専門の方から、コメントが入るといいなあと思い、しばらく、眺めさせていただきます(楽)

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  6. 麻衣さん、コメントThanks!でした。(笑)
    『明るい部屋』、なかなか愉しかったです。
    でも、もう、しばらくバルトは読みません。(大笑)

    Eiffelというと、みっちが最初に連想するのは、プログラム言語です。(汗)
    10年以上前に、バートランド・メイヤーが『オブジェクト指向』的プログラミング(聞いたことありますよね)を提唱したときに、考案した言語がEiffelでした。
    コンピュータのプログラミング言語は、無味乾燥なものではなく、実はロマンに満ちているのです。(笑)
    そういえば、メイヤーはフランス出身だったかぁ。

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  7. みっちさんっ 「『オブジェクト指向」的プログラミング』
    わかりませんっっ

    検索(汗)検索(汗)
    かろうじてイメージしたのは、LEGOのパーツを組み合わせて、何かを作り上げるような感じ??

    謎が謎を呼ぶ「『オブジェクト指向」的プログラミング』
    なぜ、Eiffel? 何C++? どこにロマンが?
    もう最後は、Wikipediaに八つ当たりです・・。
    そして、私に解ったのは、メイヤーさんがフランス人だという事・・
    うぇーーん(大泣)

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  8. しっ、しまったぁ。プログラム言語なんて、例に持ち出すんじゃなかったぁ。(汗)

    麻衣さん、ここで半世紀以上にわたるプログラム言語の歴史を、全て解説するわけにはいきませんが。(笑)
    プログラム言語の最大の目標は、将来の変更に対する可用性を高めることです。平たく言えば、仕様が変わっても、すでに作られた既成のプログラムを、なるべく手直しすることなく、そのまま使いたい、ってことです。
    そのための仕組みとして、『オブジェクト指向』のアプローチ(当時の)は、強力なツールを持っていました。①encapsulation、②inheritance、③polymophismの3つです。
    LEGOというのは、いい喩えだと思います。(笑)
    ①のカプセル化は、まさに部品化ですから、プログラムを機能単位にLEGOのパーツのように作るということ。②の継承は、既成のLOGOパーツから、新たな機能を持つパーツを作り出す、その時、元のパーツに新たな機能を付け加えたり、変更したりできるということ。③の多態性とは、特定のLEGOパーツを、ある位置にはめ込むときに、相手の形状に合わせて、相応しい形態に変化させる。
    てな、感じですかねぇ。まあ、とりあえず、これ位で勘弁して下さい。(大汗)

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  9. みっちさん ありがとうございます。
    なんだか、すごく解った感じがします。

    いつか、どこかで、機会がありましたら、なぜEiffelと名付けられたのか、とか、プログラム言語の持つロマン、とかお教え下さいね。

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