ラグビーワールドカップ、日本チームの活躍で随分盛り上がりましたね。
父の影響もあって、子供の頃ラグビー観戦が大好きでした。
お正月には、祖父や父と大盛り上がりで、大学選手権を観戦しておりました。
今、人気沸騰の五郎丸選手の母校、早稲田大学のファンだったんですね。
別冊ラグビー・マガジン春季号 1975年
こんなふっるい本がありました。
「荒らぶる若き、早稲田の公達よ、しばしの間静かにねむれ。ぼくがもう一度生まれてくることを許されるならば、必ずあなたがたの一員に加えていただくべく、懸命の努力をするだろう」(昭和50年1月16日スポーツニッポン)
この本にも収録されている、日本選手権で近鉄に敗れた翌日の、野坂昭如の記事の冒頭です。
「荒ぶる」というのは、早稲田大学ラグビー部の応援歌からの言葉です。
応援歌「荒ぶる」はこんな感じです。
応援歌「荒ぶる」はこんな感じです。
「荒ぶる吹雪の 逆巻く中に球蹴る我等は 銀塊砕く」
この歌は大学選手権に優勝した時しか歌えない歌です。
優勝時は感動しながら聴いていたものです。
1975年1月15日 近鉄対早稲田
現在は少し違いますが、当時は1月初めに学生日本一が決まり、1月15日に学生日本一と社会人日本一が対戦します。
大学選手権では連覇を果たしていた早稲田も、社会人相手にはなかなか勝つ事ができませんでした。
大学生選手がワールドカップの舞台でトライを決めるなんて、夢のような話ですね。
義父もラガーマンでした。
そして、やはり早稲田ファン。
私が少しラグビーのルールがわかるのを喜んでくれていました。
義父は旅行社に勤めていましたので、毎年日本選手権の席を何十も確保し、ラグビー部の学友と観戦するのが恒例となっておりました。
これは、何十年も続いていたようです。
義父が病に伏した時、ラグビーボールに励ましの寄せ書きをしたものが届けられました。
両父とも故人となりましたが、こんな日本チームの活躍を目にしていたら、さぞかし喜んだことでしょう。
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