展覧会のお知らせ

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2019年1月15日-28日

2013年9月3日火曜日

よみがえる最後の晩餐

ちょっと所用でこちらの大学にお邪魔しておりました。


香雪記念館という建物な中に入りますと、どどんとこのような写真が。
「香雪記念館」

これは、実践女子大学の、片桐頼継教授が、「よみがえる最後の晩餐」というテレビ番組のために制作した復元画像だそうです。
(クリックで写真は大きくなります。)

こちらが、修復後の原作を撮影したもの。

(クリックで写真は大きくなります。)

 こちらが、コンピュータ・グラフィックによる想像復元画像だそうです。


4 件のコメント:

  1. ほぅ、最後の晩餐については、色々疑問がつきないのです。

    レオナルド・ダ・ヴィンチの絵を、積極的にコピーした同時代人、Giampietrinoの書いた『最後の晩餐』が面白いです。http://en.wikipedia.org/wiki/Giampietrino
    1.何とキリストに足がある(驚)
    2.背後の壁にかかった花柄タペストリーが明らに分かる
    3.ユダの右腕が塩の壺を倒している

    だが、疑問の点もあり、
    A.キリストが口を開けていない(修復で明らかになっている)
    B.テーブル上の各人の皿に魚が載っていない(これも修復で明らか)
    う~ん、どうも完全なコピーではなさそうな...(疑)

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  2. みっちさん ありがとうございます。
    Giampietrinoの「最後の晩餐」拝見しました。
    ご紹介した写真を見た時、いろいろ疑問に思う事があり、これもご縁と、今、片桐先生の本を読んでおります。
    1999年の本ですので、みっちさんはご存じの事が多いと思いますが。

    写真では分かりづらいですが、片桐先生の復元とGiampietrinoの「最後の晩餐」は近い部分もあります。

    みっちさんのご指摘順でいきますと、以下片桐画像です。
    1.足有り 
    2.タペストリーとても鮮明 
    3.塩壺倒していない 
    A.口が開いている 
    B.魚のってます 
    という感じです。

    また、もう少しよく読んで、ご紹介しますね。
    それにしても片桐先生、お若くして亡くなられたのですね。大変残念です。

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  3. あと、もう一つ大事なポイントを忘れていました。
    イエスの右の袖です。修復前の絵では、袖はテーブルに接していません。
    修復後では、この袖がテーブルの上に垂れています。
    で、Giampietrinoの絵では、袖の表現は上の両者の中間であるように見えます。(汗)

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  4. なるほど。
    こうやってみると、なんとも大胆な修復をしてきたものですねえ。

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